GREGORY(グレゴリー)の歴史


ウェイン・グレゴリーは14歳の時、ボーイスカウトプロジェクトの一環として、初めてバックパックを自作しました。それから間もなく、ボーイスカウトジャンボリーでカルフォルニア州サンディエゴにあるアウトドアショップ「アドベンチャー16」の創始者アンディー・ドロンガーに出会い、アンディー自身、ウェインのデザインしたバックパックに感銘を受けたのをきっかけに、それから数年「アドベンチャー16」の工場で様々なパックデザインを考案し、バックパック製作における基礎を同時に学んでいきました。

その後1977年、妻のスージーと2人でグレゴリー・マウンテン・プロダクツ社を設立し、本格的にデザイン、製作を手がけていきました。シェラネバタ山脈を擁する南カルフォルニアで、時にはマウンテンガイド、時には一般顧客によるバックパックに関する様々な意見を取り入れ、その開発に情熱を傾けます。

そしてその情熱が実を結び、これまでにない画期的なデザインのパックが誕生しました。これまで主流であったエクスターナルフレームパックの柔軟性の欠如とインターナルフレームパックの荷重サポート力の欠如を同時に解決したアクティブサスペンションシステム(パック内のステイよりウエストベルトへのスムーズ荷重分散を行う仕組み)を初めて開発したのです。このアイデアは、その後のバックパックデザインを一新する革命的なものでした。

グレゴリー社の革新的なアイデア、人間工学に基づいたパックデザイン、最高品質へのこだわり、そしてその情熱は冷める事無く、開発初期から今日に至るまで、最新のパック開発に反映されています。

 

Item page