WILD SWANS(ワイルドスワンズ)について

WILDSWANSは独自の技術と感性で、存在感溢れる表情豊かな商品を発表するブランドです。十年後、二十年後にも使い続けて頂けるように、完成された物作りをしようと決意し、1994年に三兄弟により財布作りがスタートしました。
その後、試行錯誤と研究を繰り返しながら作品を発表し続け、現在では鞄作りも手掛けています。
選りすぐった素材を初回工程から最終仕上げまで、徹底的なこだわりと限りない時間をかけることで、使い込み馴染んだ頃には更なる個性・風格を現しご満足いただける物と確信しております。
合理的な作り方は一切せず、手間をかけすぎるゆえに大量生産は出来ない。
そんな日本の町工場の精神を受け継ぎ、これからも納得できる商品を発表し続けていけるよう引き続き研究と改良を重ね、進化し続けるブランドです。また、それこそが"Made In Japan"の誇りです。
WILDSWANS の商品は”High Good Vintage”に成り得るものと考えます。その上でWILDSWANSは保証につきまして、個性・風格の美しさをこだわり続けるお客様と末永くお付き合いさせていただくためにもその基準を素材の状態におき、可能な限り責任を持って復元いたします。

 

 

 

素材について

シェルコードバン~ 

ホーウィン社はアメリカ・イリノイ州シカゴに本拠地を構えるタンナーで、100年以上の歴史を誇る、伝統的且つ世界的なタンナーです。ホーウィン社のコードバン革(馬の臀部を削り出した革)は、昔ながらの方法で植物性タンニンにより鞣されており、革の風合いを損ねない極めて自然な仕上げが施されています。
長時間をかけた加脂により、張りはあっても柔軟性やしなやかさに富み、使い込む程に味の出てくる革です。また、通常自然の風合いを残したナチュラルな仕上げのコードバン革は、山折りに折り曲げると革繊維が立ち、ザラザラとした手触り(=ザラ)になるものですが、ホーウィン社のコードバン革はオイルがたっぷりと入っていますので、しっとりとした手触りでザラはとても少ないです。またザラがあったとしても、使っていると徐々に革繊維が寝てきてしっとりスベスベの手触りへと変わっていき、自然な光沢も生まれてきます。
表面は自然な仕上げを施していますので、革の表面全体は小さな傷やピンホールと呼ばれる毛穴や毛細血管の形跡が残ったままですが、これらは使っていく程に革繊維が寝てくることにより徐々に目立たなくなります。使えば使うほど独特の鈍い光沢を放ち、お手入れの回数も非常に少なく、経年変化を楽しむ上では非常に育て甲斐のある魅力的な革です。

 

 

イングリッシュブライドル~

1867年創業アメリカの老舗タンナー・ウィケット&クレイグ社が伝統的な技法で丁寧に鞣したイングリッシュブライドルです。ブライドルとは馬具を意味し、そもそもは馬具用のレザーとしてヨーロッパで生まれました。そのためブライドルレザーはタンニン鞣しされた厚くて丈夫なステアハイドレザー(生後2年以上の牡牛の革)を使用し、さらに蜜ロウ、タロウ、植物性油などのワックスを最終段階で染み込ませて強度と耐久性を上げていることが特筆すべき点です。
ウィケット&クレイグ社のイングリッシュブライドルは、ブライドルレザー発祥のヨーロッパの伝統的なブライドルと比べると仕上げの雰囲気が異なります。一般的に知られているブライドルレザーは皮革の表面に白いロウ成分(ブルーム)が噴き出しておりますが、イングリッシュブライドルはそれが全く見当たりません。これはウィケット&クレイグ社が単にヨーロッパのブライドルレザーの模倣品を作るのではなく、独自の解釈で強度と耐久性を追求した結果に他なりません。
またブライドルレザーは革の銀面(表層)を削って加脂、加蝋、染色を施すのが一般的ですが、このイングリッシュブライドルは銀面を削りません。革で一番強度のある銀面をそのまま生かした「フルグレイン」仕様は一般的なブライドルレザーと比較してより耐久性が高いのが特徴です。 マットな表情は使いこむことで徐々に光沢を増し、同時に色も深まってまいります。また使い込めば込むほど類い稀な剛性を実感でき永くご愛用いただけます。

 

サドルプルアップ~

ベルギーは欧州の中でも古くからの農業国であり、畜産文化・革文化の歴史も長い国ですので、川の鞣しに関しても長い歴史と伝統に育まれた技術を持っています。ドイツやフランスが得意とする画一的なクローム鞣しと相反して公害の少ないタンニン鞣しを用いて革をなめし、革本来の表情を活かしていくのもベルギーの伝統的な鞣しの特長です。
サドルアップのサドルとは馬の鞍をさし、元々は馬具などに使用されていたためこの名前が付いたと思われます。この皮革は、堅牢度、耐久性に非常に優れております。なおかつ通常の皮革よりも多めにオイルを染込ませてあるので柔軟性にも富んでおります。
そしてプルアップとは、皮革を折り曲げたり、引っ張ったりしたときにオイルが繊維内を移動して、表面の色が変わる「プルアップ効果」が由来です。部位と医師手は牛革の中でも、平均的に集めの成牛の肩の部分を使っております。繊維密度が高くコシが非常に強いのが特徴です。またトラと呼ばれる首のシワや血筋が若干見られるパートのため革の表情は画一的ではなく裁断効率は悪くなりますが、感触が良く透明感があり、使い込むと光沢と風合いが増し、徐々に馴染んでいき、自分だけのものに変化していきます。
均一的な表情で、画一的な大量生産のクローム鞣しの顔料仕上げの革と異なり、ナチュラルな仕上げだからこそ、革小物製品になってからも呼吸をしながら生き続け、キズもつき、色も変化しながら持ち主とともに年齢を刻んでいける皮革です。

※トラや血筋はなるべく表版には出ないように製品を作っておりますが、エイジングを楽しむために、天然の風合いを大切にした高級皮革ですので、商品によって革の風合いが異なります事を予めご了承くださいますようお願い申し上げます。

 

 WILD SWANS "丸コバ"

WILD SWANS(ワイルドスワンズ)の魅力

WILD SWANSの魅力は、そのコバ(財布側面)の美しさにあるといっても過言ではないでしょう。
ファンの間では、世界一の美しさといわれるそのコバは、フランス製でもなくイタリア製でもない、まさに"Made in JAPAN"のプロダクトです。
切り目の際断面に丸みをつけ、何度も磨き、染料塗りを施して仕上げる"丸コバ"は、WILD SWANSの代名詞ともいえるディテール。
その滑らかさや光沢は、他の追随を許さないほどで、是非手にとって感動していただきたいです。


 

 

お手入れについて

○ レザーのお手入れ
素材については、ある程度油分を含んでおりますので、使い始める前にクリーム等を塗っていただく必要はないかと思います。
革が乾いたと感じる事があれば、ニュートラルのクリーム(普通の靴用などの皮革クリームで大丈夫です)を布に軽く塗布していただき、革全体に薄く円を書くように馴染ませてください。


 ○ コバ(財布側面)のお手入れ
コバ(財布側面)に傷が付いたり、へこんだ際には、付属のスリッカー中心部のへこみ部分をコバ部分に当てはめ、若干力をいれ素早くこすってください。(右画像参照)
摩擦熱で表面の染料がとけ滑らかになり、元のようなコバを復元する事が出来ます。
便利な道具ですが、注意点として、製品を購入後はしばらく使わないでください。
購入当初は、職人の仕上げによってコバが磨かれておりますので、それを磨きなおすことは、逆に製品の見栄えを損なってしまいます。
1~2年後、稼動部などコバが荒れてきたときや乾いてしまったとき、または傷やへこみが出来たときにお使いください。
荒れてしまったときは、ベビーオイル等無色の油性オイルを若干塗布し磨いていただくと艶が戻ります。

※スリッカーのデザインは、現在は右の写真とは異なっております。

          

 

 

ギャランティカードについて

WILD SWANSの商品にはギャランティカードと呼ばれる品質保証カードがついております(一部例外品がございます)。
ギャランティカードは初期不良に対しては無償での修理を保障いたしますが、ご使用されてある程度の年月がたった
製品に関しましては、有償での修理、もしくは製品交換となります。

 

修理について

リペア・サービスにつきましては、当店、もしくは(有)ケイズファクトリーへ直接お問合せいただきますよう、
宜しくお願い致します。

《お問い合せ先》
(有)ケイズファクトリー
〒104-0061 東京都中央区銀座1-15-8 銀座耀ビル8F
TEL 03-6264-4158 / FAX 03-6264-4159

 

WILD SWANS公式サイト: https://www.wildswans.jp/

 

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